2014-01-01から1年間の記事一覧

イモの豚肉はさみ蒸し

イモの豚肉はさみ蒸し*1を作った。東坡肉(豚角煮の様なもの)を、里芋のスライスに挟み込んで、蒸しあげた料理。 壇一雄の「壇流クッキング」に紹介されている。壇の友人であった邱永漢が、壇に紹介した料理のようで、紅焼芋頭扣肉というものらしい。 食べて…

喜嶋先生の静かな世界

大学での研究生活がテーマの小説。大学生の主人公の目を通して見た、研究生活が描かれる。 研究でのスリリングな展開とは裏腹に、日常生活は何も無く、静かな毎日。理系の大学院生の生活は、こういうものだと、ひどく共感した。 喜嶋先生の静かな世界 (100周…

地図で読む世界と日本

地図とは、取捨選択された情報が載せられるものである。航空写真と違い、地図には、地上にある全ての情報を地図に盛り込むことが出来ない。従って、目的に即した情報をデフォルメして、また、不要な情報は削除して載せる。 ここに、地図の面白さがある。即ち…

赤柄里芋

赤柄里芋が美味しい。粘質かつキメが細かく、煮物に入れると最適だ。とても好みだ。 秋が旬の里芋を使って、夕食に煮物を作っている。いくつかの品種を試した結果、赤柄里芋に行き着いた。 赤柄里芋について調べてみると、静岡県の名産物*1だと判った。地元…

報告書・プレゼンの教科書

「ロジカル・ライティング」 年齢的にプレゼンする機会が多くなったので、より良きプレゼンのやり方を勉強するために読んでみた。 この本の優れているところは、プレゼンで何を報告すべきか(コンテンツ)、について書かれていることだ。つまり、読み手の関心…

漂泊の民サンカを追って筒井 功 現代書館 2005-07売り上げランキング : 288992Amazonで詳しく見る by G-Tools 知の武装: 救国のインテリジェンス (新潮新書 551)手嶋 龍一 佐藤 優 新潮社 2013-12-14売り上げランキング : 8922Amazonで詳しく見る by G-Tools

夏連休だったので、例によって育児と読書。 「藍色のベンチャー」 江戸時代後期、琵琶湖畔の彦根で始まった陶磁器、湖東焼*1の創業物語。一度、湖東焼の現物を見てみたいものだ。 藍色のベンチャー(上)幸田 真音 新潮社 2003-10-30売り上げランキング : 8622…

最近の土日は、妻の実家にいる長男の世話に丸々費やしている。週末しか会えないからね。オムツ換え、ミルクと一通りできるようになった。その、ミルクの合間を見て読書三昧。 「ロロ・ジョングランの歌声」が良かった。東ティモール独立とODA利権とを絡めた…

アフリカッ!

アフリカッ!松村 美香 中央公論新社 2013-12-19売り上げランキング : 179359Amazonで詳しく見る by G-Tools

産まれた!

昨夜、子供が生まれました。 元気な男の子でした。 何よりもまず、妻に感謝です。

あの日、僕は旅に出た

蔵前仁一の半生記。 蔵前仁一はバックパッカーで、旅行に関する書籍や雑誌を出版している「旅行人」という出版社の編集長で、自身も旅行作家。 あの日、僕は旅に出た蔵前 仁一 幻冬舎 2013-07-12売り上げランキング : 124177Amazonで詳しく見る by G-Tools

胃カメラ、初体験

先日、会社の健康診断で、初めて胃カメラを飲んだ。 飲んだカメラは、経鼻内視鏡。口からではなく、鼻の穴から挿入するタイプの胃カメラ。 経鼻内視鏡の開発された経緯は、患者の吐き気と息苦しさを抑えるためと聞いている。しかし、実際に体験してみると、…

金融腐蝕列島

高杉良の金融小説。バブル後の銀行の不正にまみれた内情をモデル化した小説。 さまざまな事件に巻き込まれる主人公の生き様が「淡々」と書かれていて、いまいち盛り上がりに欠ける。 映画の評判がとても高いので、先に原作を読んでみたのだが。先に映画を見…

シークレット・レース

プロのサイクルレーサーだったタイラー・ハミルトンが語った、自身や自転車競技業界のドーピングの事情について書かれた本。ハミルトンの半自伝的体裁で書かれている。 結論を一言で言うと、とても面白い本。今年に入って読んだ本の中で、一番面白かった。 …

消された一家

北九州で起きた、一家連続監禁殺人事件*1を描いたノンフィクション。あまりの事件の残虐性に、読んでいて途中で気分が悪くなった。 家族乗っ取りの手法、残虐性など、尼崎事件*2との類似点が非常に多い。 最近の事件に関わらず、事件の存在を知らなかった。…

殺人犯はそこにいる

冤罪事件で有名な「足利事件」を含む北関東連続幼女誘拐殺人事件に関するノンフィクション。 その事件を追いかけ、真犯人と思われる人物にまでたどり着く。 殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件清水 潔 新潮社 2013-12-18売り上げラン…

富山旅行中。電車で富山へ向かっています。 外を眺めていると、線路側に、カメラを構えている兄ちゃんがチラホラ。 撮り鉄の人って多いのですね。

タックス・ヘイブン

橘玲が書いた久々の金融小説。 アングラマネーの租税回避をテーマとしたサスペンス。手に汗握る展開が面白い。 作者処女作で、約10年前に書かれた「マネーロンダリング」は舞台が香港だったが、今回はシンガポールが舞台。舞台の変遷からも、租税回避の中心…

忘れられた日本人

昭和前半に活躍した民俗学者で、フィールドワークの達人であった宮本常一の本。 第二次世界大戦中・戦後の期間に、農村・漁村の老人たちの日々の生活、伝承を取材して纏めたもの。明治・大正の農村・漁村の様子、風習が判って面白い。 TVなどで評論家が「最…

八重桜

出張で北陸へ向かっています。関ヶ原辺りには八重桜が所々植わっていて、それが満開でとても綺麗です。染井吉野も良いが、八重も良いものです。

いつまでも美しく

インド、ムンバイ空港近くのスラムに住む人々を描いたノンフィクション。 悲惨な話、理不尽な話が淡々と綴られている。内容はとても面白いが、翻訳がいまひとつ。 いつまでも美しく: インド・ムンバイの スラムに生きる人びとキャサリン ブー Katherine Boo …

体調不良でひきこもり。頭痛(寝すぎが原因?)がしていたので、家でゴロゴロしていた。 うとうとしながら妹尾河童の本中心にパラパラと流し読み。「河童が覗いたトイレまんだら」「河童が覗いたニッポン」を読んだ。 妹尾河童の本はコラム併記されているスケッ…

ランニング

ハーフマラソン後、はじめて10kmばかり走った。程よい気温で、ランニングに最適な気温。 最近、昼休みのランニングをサボりがちだったから、体がなまっていて、重たかった。 途中、谷津山のトレイルを走ったりと、変化に富んだコースで楽しかった。

石井光太祭り

石井光太の本を3冊続けて読んだ。 石井公太は若手のノンフィクション作家の中で最も好きな作家で、社会弱者や被差別者がテーマの本が多い。 今回読んだ本は、エイズ感染者の話、ハンセン病患者の話(これは珍しく小説)、そしてノンフィクションのオムニバス。…

ラス・ヴェガスをブッつぶせ!

ラスベガスのカジノのブラックジャックで、MITの学生がチームワーク・カードカウンティングを行って、荒稼ぎするというノンフィクション。 頭の良い人は、恐ろしいことを考えるなぁ。 ラス・ヴェガスをブッつぶせ!ベン・メズリック 真崎 義博 アスペクト 200…

初ハーフマラソン

人生初のハーフマラソンに参加した。 結果は、must目標の「2時間未満」には届いたが、want目標の「1時間40分以下」には届かなかった。 走り終えて、足がガタガタ。筋肉痛で、明日の通勤・仕事をこなせるか不安だ… ハーフで足にガタが来ているようだと、まだ…

最近読んだ本

「外務省が消した日本人」 ブラジル移民2世が日本政府に復讐する小説「ワイルドソウル」を読み(2014-01-25 - ひょうたんくずれの日記)、アマゾン移民について興味を持った。そこで、棄民政策といわれた戦後のアマゾン移民について書かれた本を読んでみた。 …

みかん

静岡に住んで良かったと思うことの一つは、大好きな蜜柑が美味しいこと。 しかも、早生から始まり、青島温州、ポンカン、はるみ、清見と季節が進むに従い、出回る品種が変化する。 今は、はるみの季節。はるみは濃厚な甘味が美味く、好きな品種。

よなよなが飲める!

先週くらいから、近所のローソンが、僕の大好きなエールビールの「よなよなエール」と「インドの青鬼」を置き始めた。 ちょっと離れた場所にある酒屋でよなよなエールを買えるのだが、会社帰りの時刻では閉まっていて買えなかった。 でも、これからは24時間3…

テレビの番宣

以前と比べて、ここ数年、バラエティ番組に出演するゲストが、番組宣伝のために出演していることが多いと思う。 番宣を多用する理由として、以下2点を予想している。 ?宣伝費の削減 ?ゲストギャラの削減 ?に関しては、宣伝対象の映画やドラマを、バラエティ…