Book Review「ごちそうはバナナの葉の上に」

カレーリーフタマリンドの使用し、菜食を特徴とする南インド料理に関する本(レシピ付き)。

最近、南アジア(旧英領インド)の料理に関心があり、調べている。一般に、タンドリー、ナンに代表されるれるインド料理は、実はムガール帝国の王宮料理やパンジャブ料理の流れを汲む北西インド料理。インドは多民族国家なので、民族が違えば料理も違い、地方ごとに料理が違う。多分その違いは、沖縄料理と関西料理の違い以上に大きいように思う。そんなインドの南インド料理について書かれた本。著者が料理人なので、記述が詳しく、読み応えあり。

こんなの読んでると、実際に現地で食べたくなるなぁ。

ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行 (いんど・いんどシリーズ)

ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行 (いんど・いんどシリーズ)