読書

キアズマ

キアズマ近藤 史恵 新潮社 2013-04-22売り上げランキング : 9223Amazonで詳しく見る by G-Tools

凶悪―ある死刑囚の告発

久々に読み応えのあるノンフィクション。ノンフィクションとはかくあるべき、と思わせるような作品。凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)「新潮45」編集部 新潮社 2009-10-28売り上げランキング : 371Amazonで詳しく見る by G-Tools

零戦 その誕生と栄光の記録

ジブリ映画「風たちぬ」に触発されて。映画は観ていないけどね。 零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫)堀越 二郎 角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-12-25売り上げランキング : 25Amazonで詳しく見る by G-Tools

・「普天間」交渉秘録(守屋 武昌) ・あの日、僕は旅に出た(蔵前 仁一) ・ちょんまげプリン(荒木 源) ・地球を斬る(佐藤 優)「普天間」交渉秘録 (新潮文庫)守屋 武昌 新潮社 2012-08-27売り上げランキング : 94882Amazonで詳しく見る by G-Toolsあの日、僕は…

サヴァイヴ

サヴァイヴ近藤 史恵 新潮社 2011-06売り上げランキング : 4028Amazonで詳しく見る by G-Tools

・われ敗れたり ・アヘン王国潜入記 われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る米長 邦雄 中央公論新社 2012-02売り上げランキング : 33513Amazonで詳しく見る by G-Toolsアヘン王国潜入記 (集英社文庫)高野 秀行 集英社 2007-03-20売り上げランキング : …

美味放浪記

文壇の美食家、壇一雄の世界・国内食べ歩き旅行記。 「檀流クッキング」と繋がる話もチラホラ。「壇流クッキング」がレシピ本であるのに対して、こちらは料理を食べ歩く旅行記だ。 美食の国と絶賛されているフランス・スペインを、いつか旅行したいものだ。…

謎の独立国家ソマリランド

冒険作家の高野秀行の新作で、旧ソマリアの現状を取材したルポ。 紛争が続く南部と対照的に、武装解除に成功し、平和な(自称)独立国家ソマリランドとはどんな国なのか? 日本のメディアからほとんど無視され、情報がほとんど入ってこない旧ソマリアの現状を知…

・企業が「帝国化」する 多国籍企業の内情を記述した本。「あらゆる職種で創造性が求められる」「ロビー活動」が印象に残った。ユニクロも帝国となりえるのだろうか? ・タックス・ヘブン 著者のタックスヘイブンに対する敵視の具合が半端無い。大蔵官僚だっ…

最近、読んだ本

自転車ロードレースの小説を2冊読んだ。いづれも手に汗握る展開で面白い。 現在、さらに1冊を読書中。 そういえば、今年のツールは100回大会だ。サクリファイス (新潮文庫)近藤 史恵 新潮社 2010-01-28売り上げランキング : 9649Amazonで詳しく見る by G-Too…

正月休みに読んだ本

島抜け (新潮文庫)吉村 昭 新潮社 2002-09売り上げランキング : 279480Amazonで詳しく見る by G-Toolsゼロの焦点 (新潮文庫)松本 清張 新潮社 1971-02売り上げランキング : 72915Amazonで詳しく見る by G-Tools探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)東 直己 早…

採用基準

タイトルと内容は大分異なり、中身はリーダーシップ論。著者が働いていたマッキンゼーでは、リーダーシップが非常に重視されていたとのこと。 30台になった自分が会社で求められるのは、こういう能力だと実感。 それにしても、この著者が例の「Chikirin」と…

東大講義録 ―文明を解く―

堺屋太一の過去の歴史を踏まえた近未来の予測。 前半は著者なりの歴史解釈、後半はそれを踏まえた近未来予測。未来は、知識、サービス、経験の価値が大きくなる、と述べている。確かに、未来は概ねこの方向に進むだろうと、納得させられる予測だ。 しかし、…

国家の罠

元外交官佐藤優の本。北方四島へのディーゼル発電機援助をめぐる入札不正疑惑の案件で、鈴木宗男と共に国策捜査(本人談)を受けた体験を綴った回顧録。 国策捜査とはどういうものかが良くわかる。特捜部が考えるストーリーに沿って取調べが行われ、ストーリー…

5月に読んだ本

・自壊する帝国 モスクワ駐在の外交官だった佐藤優が見たソ連→ロシアへの過程を、ロシア知識層との交遊録を交えて書かれたノンフィクション。 臨場感に満ちていて、非常に読み応えがある。自壊する帝国 (新潮文庫)佐藤 優 新潮社 2008-10-28売り上げランキン…

幸福の計算式

幸福・不幸を金額に置き換えようとする試みについての経済学の本。 表紙には、『結婚初年度の「幸福」は2500万円』と書いてある。 お金で買えない価値があるのは確かだが、定量化することには大きな意義がある。 定量化が出来れば、民事訴訟における精神的苦…

・日本を捨てた男たち フィリピン女性を追いかけフィリピンに来たものの、お金を使い果たし帰国の航空券代も無くし、貧困生活を送る日本男性たちを書いたノンフィクション。 日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」水谷 竹秀 集英社 2011-11-25…

財政危機と社会保障

社会保障の将来について書かれた本。筆者が言うには、「低福祉・高負担」もしくは「中福祉・超高負担」となるそうだ。至極もっともで、納得。 財政危機と社会保障 (講談社現代新書)鈴木 亘 講談社 2010-09-16売り上げランキング : 16375Amazonで詳しく見る by…

年明けから読んだ本

ノンフィクション作家、石井光太の新作。アジアの貧しい国で生きる人の人間模様を綴った短編集。アジアにこぼれた涙石井 光太 旅行人 2012-01売り上げランキング : 13704Amazonで詳しく見る by G-Tools 竹森教授の本。中央銀行の役割や行動指針の変遷・現状…

モダンタイムス

久々の伊坂幸太郎。面白くて、ページをめくるのが止まらない。読み終えるまでは、寝るのが遅くなりそうだ。モダンタイムス(上) (講談社文庫)伊坂 幸太郎 講談社 2011-10-14売り上げランキング : 417Amazonで詳しく見る by G-Tools

自分のアタマで考えよう

ロジカルシンキング等を含む思考法について書かれた本。 以下、仕事で意識すべきポイント。 ・最初に「決めるプロセス」を考える。 ・判断基準はシンプルに。 ・「なぜ」と「だからどうする」を突き詰める。 ・結果を予想して、事前にアクションプランを用意…

10月の読書

hyotankuzureさんの本棚2011年10月アイテム数:3 日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦NHKスペシャル取材班登録日:10月05日人事部は見ている。 (日経プレミアシリーズ)楠木 新登録日:10月16日国家は破綻する――金融危機の800年カーメン・M…

富士市図書館

富士市図書館の利用申請をした。 富士市の図書館の方が蔵書数が圧倒的に多い。特に専門的な本の品揃えが充実。 在住は富士宮市だが、これからは富士市の図書館を積極的に利用することにする。

日本海軍400時間の証言

NHKスペシャル「日本海軍400時間の証言」の制作者たちによる取材録。これが非常に面白い。 以下、amazonの紹介文 昭和55年。東京・原宿にある旧海軍将校のOB団体「水交会」に、日本海軍の中枢にいたエリートたちが集まった。元大尉から中将まで、参加者は…

LIBRONが素晴らしすぎる

LIBRON(http://libron.net/)はアマゾンのページから最寄の図書館の蔵書を検索できるシステムで、すごく便利。ブラウザのアドオンとして導入する。 予め近隣の図書館を登録しおけば、アマゾンの個別商品ページからその図書館が所蔵しているかが判り、ワンクリ…

プロ野球解説者の嘘

これは面白い本だ。久々の当たり本 徹底的にデータから野球を議論した本。 データを分析することの重要さが良く分かる。(これは野球に限らず、研究者・技術者にとっては非常に重要)プロ野球解説者の嘘 (新潮新書)小野 俊哉 新潮社 2011-03売り上げランキン…

サウスバウンド

元、学生運動の活動家だった父が起こす騒動の数々を、小学生の息子の目を通して書いている。 父親の無茶ぶりが生き生きと描かれていて、読後の爽快感が良い。 深みは無いが、良い小説だ。サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)奥田 英朗 角川書店 2007-08売…

久々

最近怠けていた。 「フリーター、家を買う」は、予定調和、ご都合主義でベタベタな展開の小説なのだが、それでもなぜか心が温まる小説だった。フリーター、家を買う。有川 浩 幻冬舎 2009-08売り上げランキング : 4839Amazonで詳しく見る by G-Tools アフリ…

読書

今年になって読んだ本。 印象に残っているのは、「はじめての不動産実務入門」と「漂流するトルコ」。以下、紹介する。 ・「はじめての不動産実務入門」 非常に秀逸な本。銀行の不動産融資担当者への教育を主目的として書かれているが、これから不動産を売買…

経済危機のルーツ

戦後の世界経済の変遷について書かれた本です。将来日本がどうなるべきかを考える上で、読むべき本だと思います。 米・英、日・独を中心にして、産業構造の変遷、繁栄・衰退の変遷を俯瞰的に理解できます 他の方が書かれた、優れた書評(http://d.hatena.ne.j…