読書

今年になって読んだ本。


印象に残っているのは、「はじめての不動産実務入門」と「漂流するトルコ」。以下、紹介する。


・「はじめての不動産実務入門」
非常に秀逸な本。銀行の不動産融資担当者への教育を主目的として書かれているが、これから不動産を売買しようとしている人にとっても非常に勉強になる。


不動産に関わる法規制、不動産の評価法、借地権と底地等々が解りやすく説明されている。


評価については、公示価格、路線価、周りの環境、形状が判れば、ざっくりとした評価をすることが素人でも可能。


で、不動産競売物件の不動産評価がどのようになされているかを、不動産競売の資料である3点セットで確認した。すると、、、本当にこの本で書かれている方法で評価されていた!


・「漂流するトルコ」
以前の日記で、「トルコのもう一つの顔」という本を紹介した(http://d.hatena.ne.jp/hyotankuzure/20091018#1255856861http://d.hatena.ne.jp/hyotankuzure/20091128#1259424533)。本書は、その本の続編。


一般には報道されない、トルコの民族問題を真正面から取り上げた本。作者の言語学少数民族への愛情が感じられる。

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