【住宅】家族内意見のすり合わせが重要

戸建て(注文住宅)を新築するには、とにかく決めるべきことが多い。土地から始まり、建設業者、間取り、設備、内装。決めなければいけないことが無数にある。

 

その決めるべきことへの答えが、夫婦間で異なることが多い。例えば、「回遊動線は必要か?」といった大きいことから、「階段の手すりを右左のどちらに着けるか?」といった些細なことまで。その度に意見をする合わせて、一つの答えに統一する必要がある。

 

お互いに納得いく答えに着地すれば良いが、片方が納得していない場合もある。その場合、どちらかが折れるか、両方とも納得する(妥協できる)第三の答えを考える必要がある。いずれにせよ、喧々諤々の議論をすることになる。感情的な人だと言い合いになるかも。

 

我が家の場合も、何度か夫婦間で意見が割れ険悪な雰囲気になったことがあった。そうなっても、話し続けて妥協点を探ることを続けた。2人の最終ゴール(良い家を作りたい)は同じなので。余談だが、後から振り返ると価値観や考え方の違いを確認する良い機会だった。

 

仲の良くない夫婦だと離婚に発展するのじゃないかな、と。喧嘩しやすい夫婦だと建売が良いかもしれない。

【住宅】建設業者を決めるまで

①まず資料請求

住宅展示場に行く前に、大手・中小のハウスメーカー工務店の資料請求したりネット情報から、各社の特徴をチェック。工法とか好みで合わなそうな会社は候補から除外した。

 

②工法での絞り込み

建築コストのわりに耐震性が高く、気密性が高い2×4を主候補にした。RCは将来の建て替えを考えた際、解体費が高そうなので外した。

 

③業者のタイプでの絞り込み

ハウスメーカー(HM)、ビルダー(地域限定HM)、工務店設計事務所、が候補。重視したのは品質安定性。おしゃれさ(個性)は求めていない。したがって、着工件数の多さの観点で、ハウスメーカー、ビルダーに絞った。同じものを沢山作れば品質が安定するだろう、との考え。

 

④営業担当者

上記3項目で1次候補をHM4社、ビルダー2社に絞り、モデルハウス訪問を行った。訪問では各社特徴の説明を受けつつ、担当者の人柄を判断。判断ポイントは、質問に対して、(1)きちんと返答してくれる、(2)判らないことは判らないと言ってくれる、こと。(2)は特に重要視した。担当者の観点で1社除外した。

 

⑤建設業者の財務健全性

懸念は建設中や建築後の保証期間中の倒産。ビルダーと工務店は経営規模や小さく倒産のリスクが高いと考えられる。候補のビルダーの財務情報を県庁で建設業許可申請書を閲覧して確認した。過去3年分の営業利益率や売上高の変動から財務健全性を評価した。結果、ビルダー1社は健全性NGと判断して、候補から除外した。

 

⑥プラン作成

候補として残っている4社(HM:A~C社、ビルダーD社)に対して予算と要望リスト、他社とのコンペとの旨を伝えたうえで、プラン作成を依頼した。提案内容と金額から判断する予定だった。

  • A社:返答なし。はなから予算がミスマッチだったのか?
  • B社:予算の1.6倍。他社に決めたいと伝えると値引きを言い出したので、印象悪く候補から外した。値引くなら初めから値引いて欲しい。要望が叶えられていない点もあるが、間取りのプランはよく練られていた。
  • C社:予算の1.2倍。設計担当者が初回から出席して要望を丁寧に聞いてくれた割には、要望が叶えられていない点が多く、間取りも使いにくそうな間取りだった。
  • D社:予算の0.9倍。要望がほぼ叶えられており、更に初回案に修正をしてくれた。コンペ最終までにプラン修正は2回実施。

以上を踏まえて、D社に決めた。

【住宅】土地購入

購入した土地が売り出されているのを知った経緯

前々から妻はその同僚に、数年後に家を建てたいと言っていた。それを覚えていた妻の同僚が教えてくれた。その同僚は、折り込みチラシを見るのが趣味で、我々の近所のその土地を見つけて写メで教えてくれた。

 

購入前に調べたこと・検討したこと
  • 浸水・地震情報:市町村のハザードマップで確認。浸水地域では無かった。
  • 近所の土地の路線価と取引情報:値下げの交渉の下調べとして、ここで調べた。
  • 住環境:現住所および妻実家の近所で十分承知しているので、たくさん調べず。近所に明らかな変な家が無いか見たくらい。
  • 戸建ての必要性:妻と随分議論した結果、戸建て建築することにした。
不動産取引の経緯

仲介業者は近所の個人経営の不動産屋。訪ねて土地の詳細を聞いた。売主は個人で、現在ある古家は解体して更地渡し。価格は坪単価で、周囲の不動産取引価格+5万円の価格。5万円の値下げ希望を出したらあっさりOkとなり、購入と相成った。

【住宅】自宅を建てることにした理由

現在、自宅の建設を進めている。備忘録を兼ねて、経緯や現状を書かいてゆく。

 

もともと自宅を建てるのは、8年後くらいの第二子が中学に上がるタイミングを予定していた。理由は、住みたいと考えていた地域(通勤に便利な鉄道駅方面)は、小学校は学区が異なる(隣の学区)が、中学校の学区は同じ。従って、小学生で引っ越すと転校を伴うが、中学生だと転校の必要がないからだ。

 

しかし、'20年4月頃、現在住んでいる場所と同じ小学校校区に、希望していた条件の土地が見つかった。通勤の利便性はあきらめることになるが、周囲環境、広さ、土地の形状等の条件はほぼ満たされている。また、何より子供の転校は不要になる。以上の理由より、この土地を自宅を建てることに決めた。

 

近況

完全にはてなブログを放置しているが、近況について書く。

 

子供が2人で、現在彼らは保育園児。週末は彼らと遊んだり、習い事などの付き添いで自由時間がほとんどない。でも、彼らと一緒に行く虫取りや、公園・博物館はとても楽しいので、それはそれで満足。

 

仕事は以前よりもセーブしている。残業は程々にして、子供が寝る時間までには帰るようにしている。(幸いにも共働きなので、収入面で一家の大黒柱的なプレッシャー少ないから可能なのかも知れない。妻には感謝している。)

 

また、1・2年前からは、職場の飲み会へ参加するよりも、家族と過ごすのを優先するようにしている。飲み会への参加を断るのは心苦しかったが、コロナのために飲み会が開かれなり、不参加の返事をする機会がなくなった。この点はコロナに感謝している。

 

妻との関係は特に悪くもないと思っている(向こうも、そう思っていて欲しい)。前述のこともあり、とても感謝している。

 

趣味だった旅行やMTB、バイク、自家醸造は全く行っておらず、道具は捨てるか売っぱらってしまい、今はない。子供がある程度大きくなったら再開したいと思っている。

 

以上を纏めると、概ね満足の生活を送っている。

分譲地の値段

近所の古家が取り壊されて、大手ハウスメーカー(HM)が造成・区分を行い、分譲地として売りに出されていた。

 

偶然、近所の不動産屋からHMが実際に購入した坪単価を知ることができたので、分譲地の売り出しの坪単価と比較してみた。区画によるが、仕入れ価格から15~33%上乗せして販売していることが判った。

 

解体更地費用、境界ブロックの設置、水道・下水の引き込み工事などがあるにせよ、かなりのマージンを乗せていると感じた。

 

勿論、建築条件付きなので、そのHMでしか建てられない。土地に加えて、家でもHMに貢献する構造。

 

HMを通して探すにしろ、土地の取引は直接売り主から買う方がコスト的には得だと分かった。分譲地の方が、すぐに家を建てられる準備が整っていてストレスフリーなのだろうが。

もう、読んでる人がいるとも思えないが、、、久しぶりに呟く。


今年で38歳になる。不惑40歳は目前で、人生に迷える時間もあと僅か。(本当は、この歳で迷っていてはいけないが・・・)また、長いと考えてた人生も半分近く(3分の1くらいだと自分では思いたい)は過ぎたように思え、残された時間を意識せざるを得ない。


そういったこともあり、自分の人生の目標・価値観に照らし合わせて、これまでの選んできた選択・現状は本当に正しかったのか?、軌道修正すべきことはないのか?、などなど考えることが最近多くなった。


自身の未来にどういったことを望むのか、2〜3年かけてゆっくり考えていきたい。