信用について

Chikirinさんが面白い記事(得るモノ、失うモノ - Chikirinの日記)を書いています。

自分にとってどうでもいいことなら、どんどん人を助けてあげればいいし、譲ればいいのです。それはいわば「世の中に貯金する」行為です。反対に、あちこちで自分の主張を通すのは「世の中に借金を作って歩くような生き方」です。


お金の借金は簡単に返せますが、人や社会への借りはなかなかゼロクリアできません。つまらないものを得るために、大事なものを失うのは馬鹿げています。しかもお金を借りている人は自分が借金をしていることを自覚していますが、あちこちで自分の主張が通っている人は、自分が借りを作っている、ということに無自覚です。“自覚のない借り”ほどやっかいなものはありません。


できるだけたくさん、あちこちで“譲り、助け、許して”おきましょう。それは「社会に貯金をする」、もしくは、「社会に資産をもつ」行為です。わざわざ回収になどまわらなくても結構な確率でそれは戻ってきます。


反対に、「ちょっと強く言ってみたら主張が通った」とか喜んでいると、増えるのは「借りばかり」になってしまうでしょう。むやみに人に勝とうとしないこと、むやみに自分の意見を通そうとしないこと。そっちの方がだんぜん得ざんす。

その通りだと思います。


出来るだけ社会・隣人に与えていこうと思います。