沈まぬ太陽

を観てきた。


白い巨塔大地の子不毛地帯等で有名な山崎豊子原作の大河小説の映画。山崎豊子の小説は好きなのだが、悪人は完全に悪人、善人は完全に善人的な単純な人物描写は不満。完璧に○○(強い・弱い、悪人・善人などなど)な人間なんていないんだし。人間の描写に深みが無い、と思う。まぁ、分かりやすいんだけど。


映画はそこそこ面白かった。でも長い3時間半。インド映画みたいに、途中休憩あり。キャストに金がかかっているなと。「カイジ」を観て、とても好きになった俳優、香川照之も出ていた。この人、やっぱ演技がとても上手い。


そうそう2月からTOHOで「午前十時の映画祭」*1といって、昔の名画のリバイバル上映をやるみたい。ビデオで見たことあるけど、映画館で見たい映画が目白押し。ニュー・シネマ・パラダイスショーシャンクの空にレインマンあたりは観たいなぁ。