midnight express

深夜特急に乗る

トルコの隠語で「脱獄」を意味するフレーズらしい。midnight expressに関する作品を二つ紹介。

ミッドナイト・エクスプレス
高校生のころ見た映画。暗いトーンの映画で非常に衝撃を受けた映画。タイトルどおりの映画。イスタンブール空港にて麻薬所持容疑で捕まったアメリカ人の青年の刑務所生活を、とても写実的に描いている。刑務所での仲間の人格が崩壊していく様が特にリアル。結局、青年はひょんなことから脱獄に成功する。

深夜特急
沢木耕太郎の紀行文。香港からユーラシアの西の果てまで陸路で旅行する物語。不自由な日本の日常生活から抜け出して、自由な旅をするという意味もあり、トルコの隠語にちなんでタイトルがつけられた。中学生のころに読んで、とても衝撃を受けた本。今まで読んだ紀行文の中で、小田実の「何でも見てやろう」と1,2を争う面白さ。

常々本当の自由を獲得したいと思っている。いろいろな束縛・しがらみ(会社、人間関係その他もろもろ)を振り切って、いろんな場所を見て回る自由。そんな意味で「深夜特急に乗る」は僕の大切なキーワードだ。

ミッドナイト・エクスプレスミッドナイト・エクスプレス
ブラッド・デイビス アイリーン・ミラクル ランディ・クェイド

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深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
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