Book Review

「アフガン褐色の日々」(松浪健四郎,中公文庫)を読んだ。著者は、私の地元出身の衆議院議員だが、彼はクーデターによる王政崩壊、ソ連侵攻以前の1975から1978の間、カブール大学で体育教師として教鞭をとっていたらしい。で、その頃のアフガンの状況を書いた本。本の内容からの印象では、当時の経済状況の方が、私の訪れた2003年のものよりもはるかに良さそう。戦乱前のレベルに戻るには、どれほどの時間がかかるのか?