人口減少の経済学

ダイヤモンドオンラインで、野口悠紀雄氏が「人口減少の経済学」*1という連載を持っている。この連載、人口動態に基づいた確実な未来を予想する上で、示唆に富んだ内容で面白い。


その中で、面白い表があったので紹介する。それは、各年齢層ごとの貯蓄と負債の額・内訳を表した表*2だ。これを見ると、年齢層ごとの懐具合や、自分が、年齢層からの平均からどれほどずれているかを見ることができる。


ぱっと見、高齢になるほど裕福になっているのが判る。40台までは、負債が貯蓄を上回っている。


データは2009年のものだが、10年前・20年前と比べて、世代間格差が開いているのかどうかが気になるところ。


自分の世代を見てみる。30台の平均からずいぶんズレていることがわかる。定期預金が少なく、生命保険がゼロで、有価証券が圧倒的に多い(90%くらい)。負債はゼロだ。非常に恵まれた状況だと思う。


野口氏の連載、とても面白いです。