セルフ・ブランディング

ここ数ヶ月、今後社内・部署でどういう技術が必要とされるかを考え、自分を伸ばしていくべき方向を考えていた。先日受けた「マーケティング」の研修で得たことも参考にしつつ。


結論:ここ2,3年は、有機化合物の製造技術、実用化方法を身につける。


根拠:

  • 自分の性格として、鶏口牛後、つまりメジャーな分野で苛烈競争するよりはニッチな分野で第一人者になりたい。
  • ライバルが少ない。技術を持った人の大半が定年間際で、技術者の数が激減する、かつこれから習得しようとする同年代以下の人が少ない(大部分は、最先端、流行の技術を習得したがる)。
  • 確実な需要。(素材を製造するときに必ず必要)
  • 陳腐化しにくい。技術革新が少ない。
  • コンスタントに成果を上げやすいと感じた。
  • 投資収益のリターンは「斜陽化した産業>技術革新の著しいハイテク産業」*1の、斜陽化した産業が製造技術に当てはまりそう。


思えば、ここ2,3年で勉強してきた計算機化学も、前述の意図で勉強してきたんだよな。そして、部署内で第一人者になれた(と思う)。役に立っているかは別にして。。。


今の仕事がとある素材の製造実用化なので、この機会に学べるものは全て学ぶ。とても泥臭いことが多いけど、確実に勝負できると思う。


また、今月末に実践化学工学講座の「晶析」というセミナーを受けてくる。ライバルが少ないから、外部セミナーの受講申請も通りやすい。


果たして、この選択がうまくいくか、数年後が楽しみ。

*1:ジェネミーシーゲル著「株式投資の未来」