追試

ある化合物を作ることを目的に、合成法が記された論文(戦前の1928年!!発表)の追試をした。結果、論文どおりに目的の化合物を作ることが出来た。


驚いたこと、感慨深かったこと

  1. 現在の解析技術(NMRなんて当然ない)がない時代に、化合物を同定できたこと。元素分析、融点で同定している。
  2. その化合物を合成する最新の手法が、1928年に開発された手法だということ。(実際の製造では多少リファインはされているだろうが、大幅に変わっていないと思う)