MICS報告
少し遅くなったが、印象に残った講演を記す。
- Prof. Trost:金属触媒による異性化反応を全合成に応用。「原子効率」という概念を自分で作って、自分の仕事の価値を上手くアピールしている。コンセプトとしては面白いが、企業で大切なのは「原子効率」よりもコストだ。コストを安くすることは、環境の為にも回りまわってよい影響を与えると思うから。
- 柴崎先生:La不斉触媒。かつぜつが良かった。
- N先生:最低な講演だった。完全にカップリングでノーベル賞を取るアピールのための講演と感じた。スライドの文字が小さくて読めない。30年間の仕事のレヴューを聞きたいわけじゃない、最近の仕事のトピックを知りたいのだ。
- Prof. Kagan:英語をしゃべっているはずなのだが、フランス語をしゃべっているように聞こえた。しゃべっている途中にフリーズすることが多かった。寄る年には勝てないか、もうおじいちゃんやもね。