2007-01-21 夜は短し歩けよ乙女 読書 好きな作家、森見登美彦の小説。独特の文体、奇想に満ちた話の展開、癖のある(ありすぎる)登場人物、溢れんばかりか溢れ出している妄想。個性がありすぎるのが玉に瑕。京都に詳しい方なら面白いが。この作者の作品を読むと、いたるところに古本屋・古本市・本の話題が出ていて、作者は本を読むのがとても好きなんだな、と感じる。ところで、この本の装丁はなかなか。誰がデザインしたのか分からないが、カバーの絵が良い。絵と色使いが独特のレトロな雰囲気を醸し出している。夜は短し歩けよ乙女森見 登美彦 角川書店 2006-11-29売り上げランキング : 767Amazonで詳しく見る by G-Tools