日化

昨日・今日と日本化学会の春年会に参加するため、千葉の船橋に出張。大学時代の先輩・後輩・同期といった懐かしい顔ぶれと再会して、うれしかった。


学生時代と比べ、学会に対する姿勢で変わったところは、かなり目的意識を持って講演を聴くようになったということか。仕事で参加してるわけだから、研究の種、ヒントになりそうなことを見つけんといかん。


講演を聴いてて感じたのは、企業と大学の研究者の発表内容の違い。企業の人は、当たり障りのない内容(言い換えると誰でも知っている、公知に近い内容)しか発表してませんでした。最新の、しかも一番おもしろいトピックスは、秘密にして発表しないところが多く、また質問しても答えてくれないことが多い。まあ、企業だから、しょうがないのだけど。せっかく発表するなら、もう少し身を削って欲しかった。


そういう意味で、大学の人の方がおもしろい内容が多かった。