Book Review

最近読んだ旅関係の本
｢ASIAN JAPANESE3｣(小林紀晴、情報センター出版局)
1で読むのやめとけば良かった。別に面白くないわけではないけれど、3まで読むと、文体にも、変わり映えのしないテーマにも飽きてしまった。

｢メキシコホテル｣(大倉直、旅行人)
メキシコシティのとある日本人宿に集う旅行者との交流を描いた作品。話や構成が小林紀晴のASIAN JAPANEASEと似ている。小林はASIANをきっかけには売れたのに、こちらはあまり有名にならなかったのはどうしてなのか?

｢天下太平洋物語｣(おがわかずよし、旅行人)
サモア、タヒチなどの太平洋の島々を巡る旅行記。そういや、アフリカは言うまでもなく、南太平洋の国々に関する情報ってあんまり入ってこないよな。メディアやマスコミの関心が薄いって言うか。リン鉱石の尽きたナウル、一番新しい独立国東ティモールなど、これらの国の現状ってどうなっているのかな?そんなことをふと思った。

｢SURJE｣(平尾和雄、旅行人)
作者が妻にしたネパール女性の半生記。まあ、そこそこ。