久々の更新

約半年ぶりの更新。読んでる人はいないと思うが。


息子は日々成長し、もうすぐ2歳になる。それに伴い、自分の時間・趣味は激減した。


自転車とランニングは消滅し、息子とのボール遊び。エスニック料理の食べ歩きも、いつの間には無難な食べ物屋に。


とはいえ、息子と遊ぶ時間は、それを補って余りある楽しい時間だ。

鍋に関する疑問

ある種の鍋は、鍋の出汁に味付けをしないで、具材を煮た後に付けダレ(ポン酢等)に付ける。ならば、初めから具材をポン酢出汁で煮れば良いのではないか、と思う。なぜそうしないのか?


そうしない理由として思い浮かぶのは、以下(1)〜(3)。


(1)具材を煮る間に、付けダレの味が変化してしまう。
 確かに、ポン酢は酸分が揮発してしまいそう。


(2)付けダレの濃度が調整できない。
 付けダレの濃さにも、人それぞれ好みがあるだろう。


(3)具の表面のみに、タレが付くのが美味しい。
 この理由だと、おでんの美味しさを否定することになる。


と、鍋の季節には、そんなことを考える。

たんけんぼくのまち

NHK幼児向け番組「いないいないばあ」に出てくる着ぐるみ「ワンワン」の中身が、20年くらい前のNHK教育番組「たんけんぼくのまち」*1に出演していたチョーさんだということを、最近知った。


チョーさんで思い出して、以前から気になっていたこと調べてみた。


静岡市清水の銀座商店街の雰囲気が、小学生のころ観ていた「たんけんぼくのまち」の舞台の商店街と良く似ていて、静岡市に住み始めてからずっと思っていた。


調べてみたら、「たんけんぼくのまち(1989年版)」の舞台は静岡の清水だった。1989年だと、当時の僕は小学3年生。予想どおりでビックリした。


それにしても、「たんけんぼくのまち」はともて好きな番組だったなぁ。オープニングソングや、番組最後にチョーさんが描く、街の探検マップとか。今でも、オープニングソング覚えているくらい。”知らないことが〜、おいでおいでしてる〜、出かけよう、口笛ふいてさ〜”

最近読んだ本

●「ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選」栗原はるみ
●「大好きな炒め物」ウー・ウェン
●「最後の晩餐」開高健
●「開口閉口」開高健
●「ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争高木徹
●「日本の論点大前研一


時間が無くて、もしくは疲れて、ほとんど本を読めていない・・・。小さい子供がいると、こういうものなのか。


この年末に、子供の荷物を収納するスペース確保のため、今まで溜め込んできた蔵書の90%を廃棄した。お気に入りの本、苦労して手に入れた絶版本も、全て廃棄。辛くて、涙がちょちょぎれそうになった。


ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選
栗原 はるみ

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大好きな炒めもの大好きな炒めもの
ウー・ウェン

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最後の晩餐 (光文社文庫)最後の晩餐 (光文社文庫)
開高 健

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開口閉口 (新潮文庫)開口閉口 (新潮文庫)
開高 健

新潮社 1979-12-27
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日本の論点日本の論点
大前 研一

プレジデント社 2013-10-10
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ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)
高木 徹

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イモの豚肉はさみ蒸し

イモの豚肉はさみ蒸し*1を作った。東坡肉(豚角煮の様なもの)を、里芋のスライスに挟み込んで、蒸しあげた料理。



壇一雄の「壇流クッキング」に紹介されている。壇の友人であった邱永漢が、壇に紹介した料理のようで、紅焼芋頭扣肉というものらしい。


食べてみると、、、
肉料理なのだが、主役は里芋だった。肉のうまみが溶け込んだタレをたっぷり吸い込み、ねっとりした感触になった里芋が非常に美味。粘質な里芋を用いて正解だった。


久々に、美味しい料理に出会った。


檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)
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喜嶋先生の静かな世界

大学での研究生活がテーマの小説。大学生の主人公の目を通して見た、研究生活が描かれる。


研究でのスリリングな展開とは裏腹に、日常生活は何も無く、静かな毎日。理系の大学院生の生活は、こういうものだと、ひどく共感した。


喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)
森 博嗣

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地図で読む世界と日本

地図とは、取捨選択された情報が載せられるものである。航空写真と違い、地図には、地上にある全ての情報を地図に盛り込むことが出来ない。従って、目的に即した情報をデフォルメして、また、不要な情報は削除して載せる。


ここに、地図の面白さがある。即ち、国が違えば、地図も異なる。時代が違えば、地図も異なる。


例えば、、、、
・オランダでは、道路地図には自転車道の情報がきちんと記載されている。これは、オランダでは自転車が市民権を得ているからだ。
旧東ドイツの地図には、橋には耐荷重値、河川や湖沼には幅・深さが記載されている。これは軍事利用に重点が置かれているからだ。


このように、地図は作成された国の時代・政治・文化の影響を受けるものである。このような観点で地図を「読んだ」ことがなかったので、とても面白かった。


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